こんにちは。
今回はアキレス腱炎について紹介したいと思います。
アキレス腱炎とは、その名前の通りアキレス腱に炎症が生じます。踵の少し上、脹ら脛下部の細くなっている部分が痛くなります。
原因としては、脹ら脛の柔軟性低下(固さ)に加えて、脹ら脛の上部であるハムストリングスの固さも関係しています。
僕自身もマラソンシーズン6年目に右アキレス腱炎、シーズン9年目に左アキレス腱炎となりました。シーズン6年目の時は対処法が分からず2週間のランニング中止を余儀なくされたのですが、シーズン9年目ではわずか3日でjogを再開出来ました。
それではここからはアキレス腱炎の対策法について、僕なりの見解を伝えたいと思います。
アキレス腱は体を支える最下層にあります。過度の疲労により上体から順に機能しなくなり、最後の最後でアキレス腱に痛みが出ます。
つまり体はもう限界です。それだけ頑張って練習をしたということです。体の声をよく聞いて少し休ませてあげる必要があります。
対策としては、
①とにかくよく寝て、よく食べて英気を養う。(痛みのある間はランニング中止)
②その上で、脹ら脛、ハムストリングスのほぐしを行う(アキレス腱はあまり触らない)
この2つです。
②に関してはシンスプリントの時と同様、フォームローラーによるマッサージが有効かと思います。↓↓
やはり睡眠と食事が最重要です。当たり前のように思われるかもしれませんが、普段ストイックに節制しているランナーの方にとって、故障時に沢山食べるのは抵抗が強く中々難しいのではないでしょうか。
僕も1回目のアキレス腱炎の際は、「故障して走れないから節制しないと!」と考えました。
食事制限をしながらランニングの代わりに自転車を漕ぐ等のトレーニングをした結果、治るまで2週間かかりました。
2回目のアキレス腱炎の際ですが、もう半分やけくそでしたね。暴食を重ねて、パン、お菓子、鰻丼など好きなものを食べまくり、食べては寝てを繰り返していました。そうすると不思議な事に1日毎に何だか痛みが薄れていったのです。少々太ったものの、結果的に3日間でjogを再開したのでランニングパフォーマンスを落とさずに済みました。
「走りたい!」
「練習したい!」
「節制して太りすぎずにパフォーマンスを上げたい!」
気持ちはすごくよく分かるのですが、アキレス腱炎の場合は慢性疲労状態なので、まずは「良く食べて良く眠る」という真逆の事をしてくださいね。
(おわり)
コメント