マラソンコラム第5段です。
マラソンのトレーニングって多種多様ですよね。
LSD、距離走、本番ペース走、やや早めのペース走、ビルドアップ走、閾値走、インターバル走、レペティション…などなど沢山あります。
というわけで今回はマラソンタイムを伸ばす最適なトレーニングメニューについて調べてみました。↓↓
対象は10000m記録32分40秒前後の陸上競技部長距離選手7名なので、相当レベルが高いですね。
そしてハーフマラソンまで8週間の鍛練期を設定し、前半4週間と後半4週間に区切り、走行距離、走速度とハーフマラソンの記録に関して検討したようです。
結果としては、
・ハーフマラソンタイムは平均1時間14分前後。
・後半4週間の走行距離が多いほど、10キロ通過記録、ハーフマラソン記録が良かった。
(最後の1週間は調整のため距離を減らすので、実質後半3週間だと思われます。)
・後半4週間の距離走速度が速いほど、10キロ通過記録が良かった。
・インターバル走、ペース走、jogの走行距離&速度とハーフマラソン記録に有意な関係性は認めなかった。
との事です。
中々興味深いですね。
距離走とは恐らくEペース走辺りで30-35キロ程の距離を走っているのだと思います。
ペース設定についてはこちら↓↓

ハーフマラソン1時間14分(Averageキロ3.30)程の高レベルであってもこの結果ならば、
多くの市民ランナーにとって距離走を徹底的に行う方がマラソンには有効という事でしょうか。
僕個人としては、距離走を繰り返すことで故障しにくい体になりますし賛成ですね。
インターバル走は相当フォームが洗練されていないと故障のリスクが上がりそうなので、僕は滅多に行いません。(本音を言うとしんどすぎて継続出来ません。)
Eペース走を徹底し、時折Mペース走、Tペース走、Iペース走の中で自身の好きな練習を継続してはいかがでしょうか。
(おわり)
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