夏場のランニングは軽くjogをするだけでも汗だくになりますよね。1時間以上走ればシューズまでびしょ濡れになることも多々あります。
僕は普段90~100分間jogをする事が多いのですが、もう全身汗でぼとぼとになり毎日のように夏場は妻にマラソンシューズを乾かして貰っています。
体重も脱水で一時的に2~3kgは落ちてしまいますし、酷い時は4kgくらい落ちますね。水分補給は必須なので浴びるように水やプロテインを飲んでいます。
jogの間は公演のベンチにペットボトルの水をおいて、jog開始60分時、開始80分時、開始90-100分時の3回ほど止まって給水する事が多いです。
今回夏場の水分補給に関して面白そうな文献を見つけたのでご紹介したいと思います。
それではいってみましょう。マラソンコラム第8段です!文献はこちら↓↓
対象は年齢40~55歳の男性で、定期的にランニングをしており平均150km/月ほど走っているランナーさんです。フルマラソンの平均タイムは3時間30分前後とのことでした。
早朝6時から1時間ランニングをして貰い、飲水をする場合と、飲水をしない場合で比較したようです。
結果としては、
①ランニング後の体重減少は飲水をしない場合よりも飲水をする場合において有意であった。(飲水をした方が体重は減っていた。)
②ランニング後の鼓膜温の上昇量は飲水をしない場合よりも飲水をする場合において低値であった。
となりました。
「当たり前じゃないか」と思われるかもしれないですね(泣)
ですが、飲水をした方が体重が減るって何だか一見不思議に感じませんか?
僕個人としては、飲水せずに走り続けた方がかなり体に負担がかかり脱水、体重減少も進むような気がしていました。
このからくりとしては、飲水をしない場合は体内水分量の減少に伴い発汗反応が抑制されますが、飲水をする場合は体内水分量が増加する事で発汗反応が促進されるからとの事です。
②の結果も合わせると、発汗反応を促す事で体から熱を放出して熱中症になりにくくしているわけですね。
僕は普段のjog中にこまめに水分補給をするのが煩わしく、jog開始60分間はほとんど給水しないのですが、やはりもっと早くこまめに給水すべきなんですね。
当たり前なのですが、中々勉強になりました。
…上の画像はお酒なので水分補給にはならないですけれどね(笑)
(おわり)
コメント