奈良マラソン2022レポート

こんにちは。

今回は奈良マラソン2022のレポートです。

引退レースとして挑んだ今回のレース。

本当に引退するかは置いといて、それくらいの覚悟で無いとスタートラインに立てない程モチベーション維持に苦しんでいました。
何度も右往左往してしまい読者の皆様には見苦しかったかと思います。申し訳ありませんでした。

今回はタイム云々よりも、
・5キロ＆40キロ地点で待つ子供達と笑顔でハイタッチする事。
・女子トップランナーの山口遥選手(フルPB2時間26分)に行けるところまで付いていく。
この2つを決めていました。
2つ目は誰にも言わず内緒でした(笑)
モチベーションの低下に苦しんでいる現状を何とか打破できないかな？と考えた次第です。

＜レース前＞
4時30分起床。朝ご飯は無し。コーヒーのみ。いつも通り走る前の補強トレーニングを行い8時前に会場へ。ウォーミングアップもほとんど行わず早めに整列しスタートライン2列目を確保しました。招待選手の山口遥選手の見える位置です。

＜レース展開＞
ロスタイム3秒。最初の1キロは3分31秒(爆笑)
「まじかよ…(汗)(汗)(汗)」と焦りまくりながら、ちょっとでもペースを落とすと山口選手と離れてしまうのでアクセル全開で走行。
フルマラソンとしては後半撃沈パターンなのは百も承知。
「5キロ地点で待つ子供達にパパの勇姿を見せるため何が何でも5キロまでは行く！」
ハーフマラソン並の意気込みでした(笑)

おかげさまで無事娘とハイタッチ出来ました～♪

役目を終えたパパは8キロの登り坂で打ち上がり(笑)
「残り34キロどうすんねん…」
等々ぼやきながら以後単独走。
平地ではキロ3.45ペースでも走れましたが、15-20キロ区間の激坂でノックアウト。ハーフ通過はちょうど80分。25キロ95分ちょっと。残りの17キロは敗戦処理のような感じでした。
ただ、気持ちを切らしてずるずるペースダウンするのは40キロ地点で待つ両親、義理のご両親、家族に申し訳ないので残りの17キロは大きな失速無く走りきれるペース配分を計算して走りました。

40キロ地点でも娘と笑顔でハイタッチ！
結構フォームは綺麗でしょうか？(笑)
記録は全然ダメですが楽しく完走出来ました♪

＜レースを終えて＞
両側内転筋と臀部が少し張っていました。
最後まで脚の売り切れ感は全く無かったのでスタミナ面は問題無いと思います。ただキロ3.35は明らかに無謀でしたね。まあ確信犯なので後悔はありません(笑)

またランニングダイナミクスポットによる測定だと、

6キロ程で心拍数が170オーバーとなり見事に打ち上がり(笑)
やっぱりフルマラソンで最初突っ込むと心拍数が下がらず相当しんどいですね。練習としては凄まじい効果がありますが。

次にその他データです。

ピッチ188、ストライド1.36
上下動7.2cm、左右差50.2：49.8
今回記録云々よりも嬉しかったのは上下動と左右差。
最初突っ込んでも最後まで上下動と左右差にブレが無いのは日頃からコツコツ体幹力をつけたからこそ。フルマラソンレース本番でこのクオリティーを出せたのは初めてでした♪

＜最後に＞
今後フルマラソンを走るかは未定です。一応来年2月の姫路城マラソンにエントリーしています。
こういうレースの後は経験上一気に走れるようになる事も多いのですが…とりあえず明日以降少し休むつもりです。